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お会式 開催します。

いつも当寺の活動に温かいご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
このたび 令和7年12月14日 14時 より、日蓮聖人の御命日の法要、第744遠忌「お会式」 を厳修いたします。

お会式は、日蓮聖人のご遺徳を偲び、その教えに触れながら、改めて私たちの信仰や日々の歩みに思いを向ける大切な法要です。
古くから多くのお檀家さま・地域の皆さまに親しまれ、「報恩のこころを確かめる日」として受け継がれてきました。

どうぞお気軽にお参りいただき、日蓮聖人の御心に触れ、静かなひとときをお過ごしください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

日蓮聖人と綿ぼうし

日蓮宗では日蓮聖人像に綿ぼうしをお掛けする慣わしがあります。
それは文永元年11月、聖人43歳。小松原での法難に由来します。
小松原で当地の地頭である東条景信らの襲撃をうけた日蓮聖人は額に刀傷を負われました。難を逃れられ岩高山の洞穴に身を休められているとき、通りかかった老婆が自分のかぶっていた真綿を脱ぎ「傷口に風を当てては痛みます。どうぞこれで寒さをおしのぎ下さいませ。」と差上げました。そのとき額にのせた綿は、血潮で赤くそまったといわれます。
晩年の日蓮聖人は、この刀傷が冬になると痛むようになられ、頭巾を被っておられたそうです。
今日このことに由来し、日蓮聖人をお慕いする私たちは御尊像に冬の間は綿ぼうしをお掛けしております。

お会式では綿ぼうしを配布します。
どうぞお持ち帰りになって、おうちの日蓮聖人に掛けてあげてください。