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昼に突然腹が減る

腹が減った。

時間はない。

いまあるものでうまいもの食べたい。

ということでなにか素早く作る。

パスタになりました。

本当は孤独のグルメの井之頭五郎さんのように初めての店にフラっと入って何を食べようかなとあれこれ悩んでうまいものにありつきたいのですが、なにせ私は基本的に家(寺)に居る仕事。

いろんな街へ出かけて昼時を迎えることはあまりないのです。

店を決めきれなかった五郎氏

私は20代のとき東京に住んでおりました。

東京のなにがすごいって電車の路線がたくさんある。当然駅もものすごい数があるわけです。

そのものすごい数の駅、それぞれの駅前に商店街があるのです。

八百屋、肉屋、魚屋、惣菜屋、おでん屋、和菓子屋・・・・・・

和食、洋食、中華、蕎麦屋、ラーメン屋、飲み屋、焼き鳥屋・・・・・・

駅前商店街を散策するだけで楽しい。散策していると程なく隣の駅に到達します。するとそこにはまた商店街が。

無限商店街。

商店街には当然商工会があって、そこ主催で夏祭りなどやるわけです。夏祭りなので盆踊りを輪になって踊るわけです。

路地で。

商店の並ぶ、時間帯で車両進入禁止になるような路地で、人々は輪というか楕円もしくは長方形になって踊ることになります。なにせそこは路地なので。

すごい活気です。すごい楽しいんです。

人口が多いということの豊かさ、凄みを感じました。

路地で盆踊りの様子

もう20年以上も前の思い出ですが、いまも変わらないでしょうか?

東京の思い出を反芻しているうちに食材探しがおわりました。

・ホールトマトをミキサーして冷凍ストックしたやつ

・アンチョビ

・にんにく

・鷹の爪

がある。ならばアラビアータにしましょう。

まずホールトマトはこれ。バカでっかい缶詰。

長男の生誕時体重より重い缶詰

ひとつ2.5kgある。

毎朝トマトジュース飲んだり、ミネストローネとかカレーとか、我が家はやたらトマトを使う家庭なもので、これに行き着きました。

これをひと缶丸ごとミキサーした液体をタッパーに小分けして冷凍してあります。

今日の昼飯では半分使うか。

「さっくり解凍」モードののち、さっくり切られたトマト

湯が湧く。

パスタも折らずに入るデカさ

にんにくを刻んで弱火で。

なぜか辛味が少ない鷹の爪

この鷹の爪がなぜだかあんまり辛くない。

今回は3本を種ごといきましたがピリ辛くらいでした。結構な量をガサッと買ってあるのですが、全部があんまり辛くないとは限らないわけですよ。シシトウにだって「当たり」があるじゃないですか。

あんまり辛くないからと調子にのって5本くらい使うかとチョイスしたなかに当たりがあるかも・・・と思うと徒に本数も増やせず。

結果ピリッとしない料理を食べるわけです。

ちゃんと辛い鷹の爪希望。

香りが立ったらアンチョビ投入。

アンチョビ好きなので多め

アンチョビは缶詰、瓶詰、チューブとありますが、チューブが好きです。

これは味ではなく使い勝手の問題で、缶詰瓶詰のアンチョビはまな板の上で刻む必要があり、まな板がオイルでべちょべちょになります。それが嫌なのでチューブです。

チューブは便利

炒まりました。

たまらん香り

これ以上火が入ってほしくないと思い、茹で中のパスタ湯を注ぎ入れましたがこれは手順失敗。

トマト入れるのを忘れていました。

トマトの前に湯を入れちゃた
にわかにタイムレースが始まった

慌ててトマトを投入。はたして茹で上がりまでにトマトは融けるのか。できれば水分と酸味がある程度飛ぶまで炒めたいが、間に合うのか!?

タイマー、ソース、パスタを同時に見ながらの戦いが始まりました。

火力の前に屈したトマト

残り1分でいい感じになってきました。余裕を取り戻し、中火に落として煮詰めつつ茹で上がりのカウントダウンを眺める私。

ここで私がYoutubeから学んだおいしいパスタの仕上げ方を共有したいと思う。ポイントは、

・塩味はパスタ茹でる湯で付ける

・麺茹での最後の1分間はソースの中に麺を入れて行う

です。

まず茹でるときの塩の量はたくさん。びっくりするくらい入れます。具体的には水量の1〜1.5%。3リットルの湯で茹でるなら塩は30gくらい。最初はビビる量ですが本場イタリアでは2.5%くらいの塩を入れるようです。おそるべし。

その量でも作ってみましたが私にはしょっぱすぎたし、塩分に気をつける年頃なので却下しました。

で、逆にソースには塩はほぼ使いません。アンチョビやらを使うと自動的に塩が入ってしまいますがそれはやむなし。

そして仕上げのキモ。パスタは仕上げたい硬さになる1分前に湯からソース鍋に移し、適量の茹で湯も加えて混ぜながら煮てソースを吸わせる。

これ。これで劇的においしくなります。

ペペロンチーノでもミートソースでもボンゴレでもこの工程がほんと大事。

きょうびドヤるほどの内容ではありませんがYoutubeから学んだパスタがおいしくなるコツでした。

このチャンネルで覚えた

さてパスタ茹で上がりタイマーのカウントダウンを見ながら「あれ?」と気付きました。

今回のパスタは茹で時間10分。

硬めで食べたいから9分で仕上げたい。だから8分の時点で湯からソースの方に移す予定。

しまった。タイマー9分でセットしちゃってた。もうどうにもなりません。

この時点でちょうどよいアルデンテ

ソースの方に移して茹で湯も加えたこの時点ですでに9分。

間違えたものはしょうがない。仕上げていきます。

盛り付けは高さを出すと良いらしい

できあがり。

おいしくできました。